3月6日~香港→バンコク自転車旅
更新が遅れて申し訳ないです。
無事にフェリーで北海道から愛知県に戻ってきました。
今まで、何回か自転車旅を行ってきたが、復路の大部分を輪行するのは今回が初めて。
自分の中に行きも帰りも基本自走というポリシーがあった。今回、北海道から愛知までフェリーで帰ってきたが、自宅に帰宅して何の達成感も沸かなかった。すごく損した気分だ。
基本的に自転車旅は往路より、復路の方がキツい。去年愛知から長崎を往復したが、長崎の折り返し地点についた時の感情は、ここまできた!という喜びよりも、ここから帰らなきゃ…という不安の方が大きかった。
急に心細くなり涙を堪えながら家に向かって走っていたが、そういう時の感情の方が鮮明に記憶され、帰宅した時の達成感を増加させる。
今回、日本最北端まで自転車で走り、宗谷岬まで行くことは大して苦痛ではなかった。帰りは自分の力で走らなくて良い、という気楽さと同時に何かポッカリと抜けている感じ。達成感などはない。
自分の旅について考えると、つくづく”travel”ではなく”journey”だと感じる。
どちらも旅行という意味ではあるが、travelは目的地に行くことが目的で、journeyはその行程に重きを置いている旅行といったニュアンスがある。
It’s about journey, not the destination.
(重要なのは目的地ではなく、道のりである。)
自分にとっても目的地はさほど重要ではない。以前宗谷岬に着いた時も”名目上の”目的地と言ったようにどうでもいいものだ。
そういう意味で、今回の旅では復路を失って半分、むしろ半分以下の事しか得られなかった。
自転車旅において、自走で帰宅する重要性を認識できた。
自分の力で、っていうことはそういうことなんだろう。
昨日は200kmを越える距離を走れたので、今日は稚内から名目上の目的地である宗谷岬まで30kmを往復するだけでした。
愛知から日本最北端自転車、無事完走です。
ここに来ることが目的ではない。ここまで走ることが目的であった。だから”名目上の目的地”でしかない。
ここに何かあるわけでもなく、あいにく樺太も見えないし長居はしなかった。
旅の終わりとは、虚しくそんなものだろう。
正直、ここまで来るのは予想していたよりはるかにちょろかった。
なので、これから北海道の厳しさを味わいに行きます。
もう少し、茶番にお付き合いください。